山を仰ぎ谷を覗き、巨岩や奇石そして大杉など自然の造形に感嘆しながら歩きようやく本殿に着きました。正面が社殿で左奥は国祖社です。手前左は神楽殿。社殿の奥に御姿岩の一部が見えます。以下パンフレットから抜き書きします。本社・幣殿・拝殿は文化3年(1806)に建てられた権現構造の建物で、御姿岩の前面に接して建てられた他に例を見ない珍しい建造物です。御姿岩内の洞窟を神聖な本殿として御神体が祀られています。建物は朱と黒を基調として要所に金箔や多彩な彩色が施され、左右の脇障子の「竹林の七賢人」や司馬温公の図など数多くの彫刻で飾られ、天井には天井画が描かれています。
社殿正面。飾りの彫り物が見事な出来栄えです。
社殿の横側からの御姿岩。御姿岩内の洞窟を神聖な本殿として御神体が祀られている。
国祖殿と額殿。向かって左が「額殿」神楽拝観所と云ひ御神楽奏上中ここにて拝観する。
神楽殿。明和元年(1764)再建。
社殿床下の彫刻物。 床下は薄暗くISOを上げてもブレぎみになってしまいました。
鉄燈籠の説明板。 新田義貞が寄進したと伝えられる群馬県最古の鉄燈籠。
左が社殿右拝殿。回廊の床下にも数多くの彫刻物がありますが、事前調査不足でそれぞれの意味や役割は分かりません。
竹林の賢人。 司馬温公の図?
社殿広場から双龍門方向の眺め。
実際に訪ねてみるまでは 観光地にある神社で落ち着いた雰囲気は味わえないだろうと思って来ましたが、月曜日だった事が幸いしたのか 参拝客も少なくのんびり、ゆったり参拝出来とても良かったと思っています。観光客の受けを狙った派手な飾り物も少なく良いところでした。
駐車場に戻りみそぎ橋と随神門を写して本日の散策は終了。伊香保温泉の宿に向かいます。実は金婚式をとっくに過ぎているのに何処にも行って無いとクレームがついて、1年遅れで出かけて来た次第です。
naohiko tajima
金婚式ねえ・・田島さんは私たちより早かったから・・とにかく、50年もつということは、すごいことです。おめでとうございます。落ち着いた、しかも記憶に残る良い旅行になりましたね。(爺)
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